どうしても痩せたい人が痩せられない理由
ダイエットに失敗ばかりしている、がんばっているのに成果が見えてこない、痩せられない体質なのかな、など痩せたいと思っているのに、痩せられずに悩んでいる人は、まず、なぜ痩せられないのかを知ることから始めましょう。
どうして痩せられないんだろう?
痩せたいのに痩せられない人が悩んでいるのが、次のようなことです。
- 1度は15㎏の減量に成功したけれど、すぐにリバウンドしてしまった。
- 食事制限は1日1,000kcalを守っているのに、まったく痩せない。
- 毎日糖質制限をしているけれど時々過食してしまう。
- 食べることが好きだから、食事制限しないで痩せたい。
- 痩せられなくて痩せることしか考えられない。
まったく努力していないのは論外ですが、ある程度努力しているのに痩せられないというのは、何か原因があるはずです。自分がなぜ痩せられないのか、じっくりと振り返ってみる必要があります。
【ダイエット】これを見て痩せられないはずがない。だってムカつくもん。
痩せられない人のパターン
まず、自分を正当に評価していないことがあげられます。
- 痩せているという基準があまりにも現実から離れていて、実際は痩せているのに自分では太っていると思い込んでいるパターン。
- 本人が少ししか食べていないと思っていることが、傍からみれば大食いであるパターン。
- 食事量は一定量をきちんと守っているけれど、間食を数えていない、など認識に誤差があるパターン。
- 自分で無理だと決めつけていて、気持ちだけが先行して、痩せようという実際の行動に向かわないパターン。
痩せることと、体重を減らすことを同じことではない
たとえば1食置き換えダイエットをしている人がいたとします。仮に朝食をダイエット食品なりサプリメントなりに置き換えているとして、置き換えた時点でその日のダイエットが達成できたと思い込んでいる場合があるのです。
実際は、昼食や夕食についてもカロリーや量を考えて摂ることが大事なのですが、朝ちゃんとやったから、このくらいは許容範囲、と間食をしたり、他の食事をがっちり食べたりしていると、せっかくの置き換えダイエットは成功するはずがありません。
また、見た目は痩せているのに、体重ばかりを気にしているなど、体重を減らしたいのか、スタイルがよくなりたいのかをはき違えていることで、痩せられない(体重が落ちない)と思い込んでいる場合があります。
痩せられない、と口に出して言うことでダイエットを達成できない言い訳にしている場合もあります。
していると思っている努力が、実際は違うなど、どこかに行動と認識のズレが生じていると、痩せられないということになってしまうのです。
ダイエットに本気なら意識改革を!
運動と食事制限をすることで、ダイエットは成功します。その代わり、なんとなくダイエットしたい気持ちや、間違ったダイエットの解釈などを捨て、必ず痩せるという本気を出さないといけません。
運動が苦手な人は、食品ダイエット中心になるでしょう。その場合もきちんと数字でカロリーを認識しましょう。
運動ダイエットをする場合は、急激な変化は長続きしない元ですので、負担感を感じないレベルで運動することが大事です。
どちらの場合も、目標をはっきりとさせ、絶対やり遂げるという強い意志を持たなくてはいけません。
また、プチダイエットから始めることも方法の一つです。
毎日の生活の中で、ちょっとだけ減らすことを取り入れるのです。
- 特に早食いの人は、噛む回数を決めて食べる。これにより脳が満腹感信号を出してくれます。
- 茶碗1杯を茶碗9分目→8分目と変えていく。変化が気にならない程度に段階的にすることが大事です。
- 就寝までの食事制限を時間で決める。何時以降は食べない、などです。
- 歯磨きをした後は食べないと決める。
- すぐ近くのコンビニに行くときには車なら自転車へ、自転車なら徒歩へと運動量の多い方に切り替える。
- 歩くとき、少しだけ早足にしてみる。
- 選択できるときは、階段を使うようにする。
- 毎日体重をチェックする。
以上のように、特に大きな変化でなくても少しずつ痩せるためにできることを増やしていけば、生活習慣を改善することは難しくありません。
なによりも、絶対痩せる、成果をきちんと把握するという気持ちが大事です。