置き換えダイエットとは、普段の食事をダイエット食品に変えるだけという手軽にできるダイエット方法です。
目標設定の仕方によって、3食のうちの1食を置き換えたり、3食全て置き換えたり、自分で調整することが可能です。
置き換えダイエットは食事の摂取カロリーを制限することですので、負担にならない程度の置き換えから始めてみるのがいいでしょう。
置き換えのための食品の選び方
置き換えは、自分で自由に決めることができます。栄養素をちゃんと摂りたいとか、空腹感は嫌だとか、お財布と相談したい、など負担にならない方法を選ぶことが大切です。
ダイエットと言っても健康のことも考えたいという人には、各メーカーが販売している商品を利用するのがいいでしょう。
ドリンクタイプや、スープタイプ、ビスケットなど栄養のバランスを考えた様々な商品があります。
比較サイトで検討してみるのもいいでしょう。
空腹感だけは我慢できないという人には、スーパーなどで買える低カロリー食品を利用しましょう。
レトルト食品や乾麺、春雨、スープ、豆腐、こんにゃくなどたくさんの低カロリー、ノンカロリーの食材があります。
置き換えダイエットで気をつけたいこと
食事1回分を低カロリー食品に置き換えるわけですから、面倒なカロリー計算が必要ありません。
逆に言うと、カロリー計算をしないから、ついつい置き換え以外の食事がカロリー過多になってしまう可能性があります。
ドリンクタイプやヨーグルトタイプなど満腹感の得られない食品を選んだ場合や、1食当たりのカロリーが超低い食品を選んだ場合などは、空腹感やほとんどカロリーを摂取していないという安心感から、他の食事を多めに摂ってしまったり、間食したりしてしまいます。
脳が、置き換えた分を他で摂ってもいいという勘違いをしないように、食事量はきちんと管理することが大切です。
成人の1日当たりの標準的なカロリー摂取量は、デスクワークなどの軽い作業の20代女性で約1800kcalとされています。
ご飯普通盛り140gと豚肉の生姜焼き100gですでに723kcalです。このような食事3回で優に2000kcalを越えてしまいます。普通であれば、これにお味噌汁やサラダ、小鉢の一品などが加わるため、1日当たりの1800kcalがどのくらいかが想像できると思います。
置き換えをするタイミングも、朝、昼、夜と目的に合わせて決めるのが大切です。
朝の時間は忙しいため、どちらかというと食事をしない、食事は軽めの人が多い傾向にあります。
そのため、朝食を置き換えるのは摂取カロリーにあまり差がないということになります。朝食置き換えは朝しっかり食事をしている人におススメです。
昼食と夕食は外食もあったりコンビニ弁当だったり、家庭での料理もカロリーが高めの傾向にあります。そのため昼食、夕食置き換えは効果が期待できます。
自分の周りに食欲をそそらない環境を作ることのできない人、家族が食べているのに自分だけ置き換え食品だとか、家の中におやつや食品が常備されているなどの場合は昼食置き換えがおススメです。
付きあいがあったり、周りの目が気になるなど、昼食をなかなか置き換えしにくいという人には夕食置き換えがおススメです。
次のサイトでは1日に食べた食事のカロリー計算ができるので、今まで気にしたことがないという人は自分の現在の摂取カロリーがどのくらいなのか把握するのに便利です。
中性脂肪、コレステロールを下げる!
長く続けるために決して無理をしないことが基本です。
栄養価や即効性も大事だけれど、メーカーのダイエット食品は高額に設定されているものもあるため、金銭的に長く続けるのは無理だという場合は、目標の体重や体型になったら一旦打ち切り、別の食品に切り替えたりして、そこで中止しないようにしましょう。
置き換えダイエットをやめた途端リバウンドしたという話もよく聞きます。
緩めの置き換えで徐々に食事の摂取量を減らすようにすると、減量が身体に馴染みやすく、空腹感をあまり感じないで済むため、その食生活が習慣になるような計画を立てましょう。
食べたものを記録しておくと、自分の食の傾向がわかるので、ついつい何か口にしてしまうタイプの人はメモ程度で構わないので、記録を残すのがおススメです